朝、Matlabの計算終えて結果パート&考察パート埋めて、原稿第一稿仕上がり。
たった2ページ、されど2ページ。
僕にとって再出発、むしろ出発の発表になるわけで、メソッドまでに3/4費やして結果考察謝辞文献を残り1/4とかいうアンバランス具合ながら、とにかく自分の研究の思想を詰め込んでみたつもり。
最近デスクトップが壊れた影響でノートPCで計算するようになって、背面冷やしたくて家からテキトウな本を台のつもりで持っていったら、それが高3くらいに読んでいた複雑系科学の本で。改めて中身読んでみたら、今の研究の思想とやっぱり繋がるんですよね…。もちろん当時とはトップダウンなモデリングに対する理解は全然違って、ボトムのわずか上あたりから攻める今の姿勢に至るには、NAIST時代の経験なしには難しい。そしてその「わずか上」の妥当なところを探る上で、今の心理学の研究室は厳格な議論ができて、ふさわしい場所と思う。
計4日間の集中講義も、今日で終了。
認知心理学が、昔から「システムとして理解する」という姿勢だったことに気付いて驚いた。もちろん線形で議論できるところまで落とし込んで、それから組み合わせているからいろいろと歪みは出てくるけれど。
確率モデルで記述するとどうなるんだろう、と毎度モデルや実験が紹介される度に考えてみたら面白い。これまで見えてこなかった関係が実は…と浮き彫りになってくる。
来週研究室間の合同でやるゼミの発表担当で「教育的な話を…」と言われていて(まったく何様なんだという気はしなくもないけれど)、そこで心理学への確率モデルの導入についても紹介してみるつもり。
しかし手書きレポートは苦手。
体が忘れている。