急に夏らしくなって、梅雨明け宣言。
日焼けの恐怖。
3日連続セミナー担当予定…も二日目は時間オーバーで担当回らず。
別に僕も脳波研究の大御所でも何でもないけど、言えることはたくさんある。
世間一般が信じるほど脳波は使い物にはならないし、ノイズだらけのデータから引き出すためには厳密なロジックが必要。でも同時に、ロジックはときに非現実的な実験パラダイムを要求するので…そこは小ロジックを組み合わせて議論できる程度のところに持っていく。研究の経験値がモノをいうのはその適切な小ロジックの大きさの判断で…それは大量の論文を読んで、時代の流れも知ってようやく見えてくると思う。
…ただ同時に、発表内容だけ見てても、発表者の真意やニンゲン的背景って見えてこないもの。
研究に関しては先生方はプロだから、別に無関係な僕が騒がなくたって形にして貰える。でも、どうしても学生の気持ちって少し離れた位置から目線揃えられる立場のひとじゃなきゃ拾えない。
僕も時間は限られてるし、自分のことだけを考えるならノータッチで見ないふりをすることもできるけれど、これでいいのかって一瞬迷うくらいなら向かい合ってあげるべきだと思ってる。
それはそうと自分の研究も実験デザインに教授から物言いがついて、再検討。
神経科学で当たり前にやっていた手法も、厳密な心理学の視点では歓迎されない、と。
今からデザイン変えるのはかなりきつくて、思わずモデルでカバーする案を考えたけど…ココに来た意味を問うなら従って変えるべき。
で、改めてプログラム変更。
週明けまでに終われば、間に合うか…。