正直な印象として、かなり難しい。シンプルで誰でも思いつきそうなことでなされていない実験には、相応の理由がある。解析には自信があるけど、できればトリッキーな手法は避けたいのが本音。うちの脳波計のスペックでは、できることにも限界がある。
でも、デザインを組んでいて…僕は心理じゃなく神経科学の分野の人間なんだな、と実感。
似ているようで、コントロールの取り方の哲学が全然違う。どちらかというと、神経科学の実験は制約の中のギリギリでやりくりして、心理の実験は逆になるだけ制限を取っ払うイメージか。これがこの一年で得たものなんだな、と思う。